第5回研究助成 助成金贈呈式を開催しました
2025年3月14日(金)13時より、名古屋市内にて、公益財団法人 萩原学術振興財団 第5回研究助成 助成金贈呈式を開催しました。
式典には、助成対象者、来賓、財団役員等、34名の方々にご出席いただき、第5回研究助成の賞状授与、研究テーマ発表が行われ、第3回研究助成の研究成果発表も行われました。
会場では、開会前から名刺交換などの交流が盛んに行われ、和やかな雰囲気の中、式典が始まりました。
初めに、当財団代表理事である萩原義昭が、主催者を代表して挨拶いたしました。
代表理事自身も技術者の出身であり、研究開発の厳しさも喜びも経験していること、同時に、行き詰まりかけた時に支えてくれた方たちがいたことも忘れることはないと語りました。
また、未来を担う研究者・技術者を支援することが、これまでの恩返しにつながるとの思いを伝えました。
次に、萩原電気ホールディングス株式会社 代表取締役社長・木村守孝様に、ご来賓としてご挨拶いただきました。
第5回研究助成 助成対象者の方々に、代表理事萩原義昭より助成金贈呈状が授与されました。
助成対象者の皆さんは、会場からの拍手に包まれ、晴れやかな笑顔を見せていました。
続いて、選考委員長を務めた、愛知県立大学 情報科学部 教授・次世代ロボット研究所 所長の村上和人が、選考総評を述べました。
選考委員全員がすべての申請書類に目を通し、厳正な審査を行ったこと、また、審査の基準として留意した点を説明しました。
第3回研究助成の助成対象者の方々による研究成果発表が行われました。
それぞれの研究について、写真や動画を入れたスライドを用いて、わかりやすくお伝えいただきました。研究に至った経緯や目的、今後の展望など、どの方も生き生きと語ってくださる姿が印象的でした。
次に、今回新たに助成を受けられた方々による研究テーマ発表が行われました。
過去に助成を受けた方への再助成も、複数件実施されています。当財団は研究への継続的な支援が大切であると考えています。
今回も、多様な分野の研究について、研究者ご自身の言葉で、目標が語られました。
発表の中で、「研究への助成をいただき、ありがとうございます」と感謝の言葉を述べる方も多く、継続して助成を受けた研究者からは、「助成が研究を進めるうえでの大きな原動力となりました」との力強い声が寄せられました。
研究発表の後、和やかな雰囲気の中で懇親会が開かれました。発表者や参加者同士が交流を深め、研究発表の感想や今後の展望について活発な意見交換が行われました。
最後に、当財団代表理事・萩原義昭が、お礼の挨拶をいたしました。
取材・制作協力 株式会社VECTOR DeSIGN