財団概要

財団概要

現代社会において、科学技術の進化は重要なテーマです。科学技術は、人々の暮らしや経済活動と密接不可分の関係になっており、社会の持続的かつ健全な発展に欠かすことはできません。科学技術の研究活動は、活力に満ち、安全で平和な社会の構築に貢献するのです。

この観点から、萩原学術振興財団は、多様なジャンルで科学技術開発に取り組んでいる研究機関、研究者、技術者を支援する研究助成事業を展開し、社会に科学技術の果実を還元していくための活動を始めます。当財団は2019年7⽉に、萩原電気ホールディングス株式会社の名誉会⻑である萩原義昭が私財を投入することにより設⽴されました。萩原電気の創業者、萩原忠臣が終生掲げた理念である「創造と挑戦」を継承し、21世紀の科学技術研究者への支援により公益に供することが目的です。

優秀な科学技術研究者、研究機関にとって、研究を前進させるのに不可欠なのは資金、有用情報の取得・公開システムです。当財団は、こうしたニーズに応えるため、研究者を支援する研究助成の実施などの支援プロジェクトを展開していきます。

科学技術の研究活動の範囲はますます拡大し、高度化、多様化も加速しています。21世紀にあっては、一人の天才のインスピレーションだけでは、科学の跳躍的進化は望めません。強力な資金のバックアップ、研究情報や人の交流、研究成果の発表の場の設定など、科学技術の先端で汗をかいている研究者、技術者に効果的な支援のシステムを提供すること。それが当財団の使命であると確信しています。

財団の理念に呼応した、斬新で高次元の研究活動が結実すれば、それは、科学技術の新たな発明や発見という範疇にとどまらず、社会的、経済的、文化的な新しい価値を生み出します。そして、私たちの暮らしの変革や意識改革にまでおよぶ、広範なイノベーションのうねりを引き起こすでしょう。

個人から地域社会、さらにはグローバルな視点で、多種多様なステークホルダーが科学技術の成果を享受し、より平和で、より幸福度の高い社会を作り上げていくための科学技術。私たち財団は、そうした人類共有の新たな財産を生み出すサポートを続けていきます。

当財団へのご質問・ご意見等につきましては、下記のお問合せページにて受け付けております。また、個人情報保護法およびこれに付随する法令、ガイドラインを遵守し、当財団に提示された個人情報につきましては徹底した管理、保護を行います。

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